長楽館は「明治の煙草王」と称された実業家・村井吉兵衛が明治42(1909)年に建てた別邸です。その3階に書院造の和室「御成の間」は位置しています。「御成の間」は大正時代に村井吉兵衛の依頼で、日本の伝統建築の権威・大島盈株(おおしまみつもと)により現在の形に改築されました。外部の洋館の造りに対して、内部は折上格天井、金銀砂子を用いた襖絵、バカラ社製のシャンデリアが東洋と西洋の文化が融合した特別な一室です。
中3階の和室は表千家の残月亭の写しと伝わり、現在は「長楽庵」と呼ばれています。当時は「残月の間」と呼ばれていた記録が残ります。
真正面には半円型の窓、その左右には和柄の丸いステンドグラスがはめ込まれ、特異な雰囲気が感じられます。向かって左は桜、右は紅葉と日本の景色が描かれています。
お会計時 京の夏の旅 当日拝観券をご提示で
長楽館BOUTIQUE 商品代金(テイクアウト) 15%OFF
(土日祝及び8/12-16はご利用対象外 / 拝観当日限り有効)
※無料拝観券(ご招待券)は割引対象外
※他割引・サービスとの併用不可
※一部割引対象外商品がございます