今から百余年前。「煙草王」として名を馳せた
稀代の実業家 村井吉兵衛によって、
故郷・京都に建てられた別邸「長楽館」。
賓客を接遇する迎賓館として、美の限りが尽くされた室内は
今もカフェやレストランとして、その記憶を伝える。
壁や柱の美しいレリーフや調度品も、当時のまま。
本館3階の「御成の間」は
東西の美が融合した、壮麗なもてなしの空間。
折上格天井、オールドバカラのシャンデリア、金地の襖絵……
眼前に広がるのは、館内随一の眺望。
歴代の賓客が語らいの時を過ごした特別な場所で、
往時に思いをはせて過ごしたい。
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