SEASONAL
JOURNAL
AUTUMN 2024

芸術祭 in CHOURAKUKAN 2024 芸術祭 in CHOURAKUKAN 2024

芸術祭 in CHOURAKUKAN 2024

2024年9月29日(日)

装飾
明治時代、稀代の実業家 村井吉兵衛により建てられた京都の迎賓館・長楽館は、国内外の様々なお客様をお迎えする中で、世界と日本の芸術文化の懸け橋たる役割を担いました。それは、現在この長楽館をお預かりしている我々の使命でもあります。
芸術文化の秋に開催する「芸術祭 in CHOURAKUKAN」は本年3年目を迎えます。
本年の芸術祭のテーマは「思いを紡ぐ」。生産者と料理の作り手の思い、芸術文化を継承する者の思い、これからの文化の担い手の思い。芸術や文化の継承が様々な方の思いに支えられていることを体感いただくと共に、それらの思いが紡がれることで生み出された、長楽館での一日限りの特別なエクスペリエンスを皆様にお楽しみいただきたいと考えています。
日頃のご愛顧に感謝を込めて、そして、芸術文化の振興及び発展の一助となるべく、芸術に触れる特別な時間を提供いたします。
草喰なかひがし×長楽館
コラボレーションディナー

きっかけは、京都 大原の里での出会い。
毎朝自ら産地へ赴き、素材選びに重きを置いた料理へのこだわりを持つ LE CHENEのシェフ橋本と、草喰なかひがしの店主 中東久雄さん。
自身の足で生産者と話し食材を仕入れるのは、素材に映る生産者の想いを感じ取り、皿にのせるため。
フレンチと日本料理の垣根を越えて、“料理人”として通ずる思いがありました。
一夜限定、LE CHENEと草喰なかひがしの出会いが生み出す新たな広がりを体感していただきます。

食のエクスペリエンス

芸術祭限定アフタヌーンティー

長楽館のドローイングルーム「迎賓の間」では、芸術祭限定のアフタヌーンティーを。
いつも長楽館を支えてくださっている全国の農家さん・生産者さんへの感謝を込めて、産地直送いただいた食材を用いた1日限定のアフタヌーンティーにてご用意いたします。
京都 ライスバレーの小麦や小豆、京都 佐々木酒造の酒粕、島根 奥出雲薔薇園のエディブルローズ、広島県尾道市のcitrusfarms たてみち屋のレモンなど、丹精込めて作られたこだわりの食材たち。パティシエがその思いを受け取りスイーツにて仕上げます。

マリアージュイベント

マリアージュイベントでは、シャンパーニュメーカーRene Jollyのシャンパンバーやクラフトビール醸造所 京都醸造のビアガーデン、そして京都に本店を構える日本茶専門店 一保堂茶舖の「イッポドウカー」が登場いたします。
Rene Jollyのシャンパーニュ「ブラン・ド・ノワール エキストラ・ピュール」や京都醸造のビール「週休6日」と、長楽館のシェフやパティシエが作るフィンガーフードのマリアージュ。そして、「イッポドウカー」での抹茶立て等、お客様ご自身でお茶を淹れていただく体験型セルフテイクアウトにて日本茶の楽しみを堪能ください。

カフェ

通常の人気メニューに加え、芸術祭限定のスイーツメニューをご用意いたします。

芸術文化のエクスペリエンス

秋めくこの日だけの特別展
― 竹影堂 榮眞・鎚舞の京都金属工芸

同じく通常非公開の中3階「長楽庵」では、京都で200年以上継承されてきた優美な金属工芸の展示・販売をお楽しみいただけます。

京都池坊短期大学華道部によるいけばな展

通常非公開の3階「御成の間」に展示されるのは、池坊短期大学生による生け花作品。
これからの文化の担い手に「結び」をテーマに、思い思いの作品を仕上げていただきます。

木村英輝 -キーヤン- 講演会

長楽館新館の「Darling Peacock」「LOVE DOVES」を描いた京都の壁画絵師 木村英輝 -キーヤン-による特別講演会。長楽館に描いた2種の壁画を紹介いただくと共に、アートに込める思いを語ります。

ピアノソロコンサート

長楽館ピアニスト下村 彩菜によるピアノソロコンサート。
のびやかなピアノの音色に心を傾ける優雅な昼下がりを。

京都市立芸術大学生による二重奏

ピアノとフルート、ピアノとバイオリンの二重奏を本館ロビーにてお楽しみいただけます。

長楽館フォトスポット 長楽館フォトスポット
館内のお愉しみ

長楽館フォトスポット

本館2階鳳凰の間に、フォトスポットをご用意。
長楽館の美しい館内装飾や明治時代から現存する家具と共に思い出となる撮影を。